特開2045-34987 物語6 奴隷生活2
特開2045-34987 目次
1話 2話 3話 4話 5話
6話 7話 8話 9話 10話
11話
最新話
へそから下にまさに彼女の「法」が書かれている。
家畜「マユミ」
1.マユミは生涯、ご主人様の所有物である。
2.マユミは生涯、ご主人様の性的目的で自由に使用される。
3.マユミは生涯、ご主人様のご命令に従う。
4.マユミは生涯、ご主人様の女である。
2044年1月1日 マユミ
その身体に以上の4項目を記す事で、マユミはご主人様の家畜であることを自覚すると共に、両手を捧げて誓いを忠実に実行する。
項目4の意味は深い。
家畜と女では、意味がまったく異なる。
ユイにはわかる気がした。
確かにこんな生活をユイは求め、その遺伝子はマユミと近いものに違いない。
「愛情」と呼ぶには悲しすぎるが、グロテスクな刺青によって、女と男の未来は明確に示されていた。
(私は、この2人の何になれば良いの・・・。)
ユイは男の方に顔を向ける。
少し寂しそうに男が笑った気がしたが、ソファに向かうため立ち上がった男の顔は、それ以上を隠した。
もう一度、マユミに目を戻す。
寝てしまっており、小さな身体に似合ったか細い吐息が、規則正しく行われている。
(本当に綺麗な方・・・家畜。男性にはこの女性がいて他が必要なの・・・。)
「ユイ。」
男がソファから呼んだ。急いでソファへ這って行く。
「お前は賢いなぁ。色んなことをこの1時間ほどでユリより理解したみたいだな。」
「・・・。」
ユイは男の指摘を聞き、ここでの2年は今、始まったことがわかった。
「ユリの料理は美味い。でも、時間がかかってな。は、は、頭数も増えた。まだ、小一時間はかかる。まぁ、お前はここに奴隷として来たわけだ。幾ら賢くても心配事、聞きたい事もあるだろう。今、聞いておく。もう、私の気が向く時は1ヵ月後、3ヵ月後、ここを出る時も如何かな。何一つ聞かず仕舞いもあるからな。」
「当たり前だが、言っておく。お前は奴隷。心構えは十分の様だ。故に明日のお前は今日を引きずらない。明後日は明日を・・・。」
男は一気にしゃべり、新しいタバコに火をつける。
「ご主人様。お尋ね致します。ここでの奴隷とは何でしょうか。」
ユイの聞きたかった事は、本当ならこうである。
「ご主人様。ユイはマユミさんとご主人様との間で、活性剤や沈静剤(言うなれば、マユミとの時間の濃密にすること、その濃密に行き過ぎがないこと。)としてお使いになるのですか。」であろう。
当然、男は知っている・・・クローンのユイに、男性経験があるはずはない。
自分が作った『法』とも言えるのだから当然である・・・。
そして、市場での「心(女)の叫び」は聞こえてきた。
「簡単に言うとこうだ。私の欲求を全て満足させる女体・・・マユミにはできない。は、は、マユミとて完璧な家畜ではない。それを望む。」
知的な男だった。
マユミの出来ない事の詳細は必要なく、それがある事を伝えれば良かった。
そして、近寄る女を全てマゾヒストに換えてしまう静かなサディスト。
「わかりました、ご主人様。命もお捧げすると誓っております。ユイはその女体を持った女になります。」
男に苦笑いが浮かぶ。
(この女はやはり賢い。「女」になります・・・か。マユミの弱点だな。マユミの幾らか失った部分。知・肉・心を私の手で換えて行く過渡期にはあった。果たして・・・楽しめそうだ。)
ユリの作った食事が小さなエレベータで降りてきた。
昼食の高級なもの。
フランスパンが飾りで、ステーキが3つ。
香ばしいガーリックの匂いをさせているのは、ステーキだけではなくトーストもらしい。
サラダは大盛りで、豊富な色彩を持っていた。
スナック類とジンジャーエール、ビール、赤ワインもデカンタであり、水もペットボトルで500mlが3本。
やがて、ユリ自身も降りてきて、男まで再び這って進み寄った。
「ご主人様、お食事の用意ができました。」
「うん、食べるか。」
全てが床に置かれた。
男は床にドスッと座り込み、ユリが平伏し、ユイもそれに習った。
マユミの小さな声が聞こえた。
「良い香り。お食事?」
甘い声である。
マユミは不自由な身体をベッドから起こし、やはり這ってユイの後ろに目立たぬように平伏する。
「マユミ。前の女性は奴隷のユイだ。精々可愛がってもらえ。」
この家の主のみがステーキに舌鼓を打ち、ワインを口にしている。
「ユイ様。家畜のマユミでございます。どうぞ宜しくお願い致します。」
主人の声で目が合っていた2人は、当然のようにその階級が下にあるものが先に挨拶をした。
「あ、はい。マユミさん、・・・奥様、ユイです。こちらこそ。」
「ユイ。家畜は今後、呼び捨てで良いぞ。」
ユイの応答に男が言った。
ステーキがユリの前に投げられ、手掴みにされたサラダもその上に載せられた。
「ご主人様。頂きます。」
ユリは上品な顔を直接床のステーキに寄せ、端部から歯で噛み切ろうと試みる。
主人に浅ましい姿を見せようと言う、奴隷の意思が感じられた。
ユイにも投げ寄越され、同様にサラダが載せられる。
ユイもユリに習って、肉に喰らいついた。
「マユミ。」
主人に呼ばれたマユミが側に近づく。
そして、グレーの布で覆われた肘を上げ、チンチンのポーズを取った。
「こっちも欲しいだろう。」
男はゴムで支えられたズボンとブリーフを脱ぎ、萎えたペニスをマユミの口に載せる。
マユミは口を閉じない。
ペニスを柔らかそうな唇で締め付けることなく、穴を作り、注がれる主人の小便をゴクゴクと飲んでいく。
ユイは上目遣いに見ていた。
便器に使われるマユミは目を閉じており、その一切を飲み干すと下の口から、ドロッと白い液体を吐き出し、最後に唇が閉じられる。
萎えたペニスから最後の尿をマユミが絞り取り、ペニスはブリーフの中に戻された。
まだ、マユミはチンチンのポーズで、その華奢な身体と刺青を晒している。
ユイは男性のペニスを始めて見たが、そんなことより今の光景から様々の考えが頭を過ぎる。
(マユミさんは「ペニス」を何度も何度も身体に受け入れ、SEXの快感の中で奴隷となり、オシッコを何百回、飲んで家畜になって行った。今では、それさえ快感でマユミさんにとっては素敵な事・・・それは何時も法律の上で許されていた。クローンの私はようやく機会を得たのね・・・ウンコだって、あの可憐な口はきっと食べてしまうんだわ。)
男はステーキを口の中で屑にし、マユミの口に大量の唾液と共に流し込む。
マユミは可憐の顔を笑顔にし、主に「美味しい。」と伝えた。
ユイは主と「家畜」との間に会話が許されない事を知る。
会話など必要ないのかもを当然も含め。
それにしてもステーキは一向に片付かず、ユリもユイも4分の1を食べれたかどうか。
口は絶え間なく肉を咥えるが、肉汁のみが口に残り、後、野菜の味のみである。
「ユリ。ユイは今日は気疲れも多いし、後で少し遊ぶ予定だから、肉はナイフで切ってやれ。」
「わかりました。ご主人様。」
名前を呼ばれた後、まっすぐ主の瞳も見る。
ユイはユリから少しずつ、この家の奴隷の作法を学んでいく。
(後で、私で遊ぶ・・・抱いて下さるのかしら。あぁ、私はやっと女になれる。)
ナイフがユイの下に転がった肉を細かく裁断している間、ユイの瞳はユリと変わり、主を見つめていた。
食事が終わった。
男は手にビール缶が握り、好きなタバコの煙を弄んでいる。
ユリは食器の片付けで、台所仕事で消えたり現れたりしていた。
それでも3分の2ほどは食べただろう。
ユイは肉が細かくなったため、全て平らげた。
水も別の1つの皿にあったため、二人して舐め取り、食事としては問題ないと言える。
ただ、マユミは最初に与えられた肉の咀嚼物のみで、他は何も与えられていない・・・水分は主人の小便が十分与えられたはずだが・・・。
ずっと、食事中は同じポーズをしたまま、主が食事の終わりを告げた時、部屋の片隅に行き、今はだらしなく寝転がっていた。
「ユイ。こっちに来い。」
主が突然呼んだ。
(あぁ、お呼びになった。私はやっと、やっと・・・。)
視線はずっと主を見つめ、主に這って近づいていく。
マユミもその後ろに近づき、ユイの尻のラインからヴァギナに舌を這わせ始めていた。
その快感は薬効と数日間の禁断の日が続いたため強烈だが、押さえ込みながら主を見つめ続ける。
「ユイ。家畜が準備を整えているな。わかるかい。」
(わ、わからない。今は・・・。でも、ユイの、ユイの穴を埋めて下さい。)
ユイは叫びたかった。
マユミの舌にはピアスがあるようで、粘膜への刺激は今まで味わったようなものではない。
「家畜ってのは、言われなくても準備をするものなのさ。それが余計で的外れだとしても、主人に断りなしに催促し、求め、主人を促す。ユイ。お前に求めるものはそうではない。マユミだって、当然、そのレベルを超えて今の状態だ。」
マユミは、主がユイを犯す意志が今はないことに気づいて、話の途中にまた部屋の隅に去って行った。
ユイの身体はチリチリと燃えるが、マユミが去った以上、間違いなくユイの「希望」は適わないのだろう。
「マユミには何も薬は使っていない。全て、マユミの意志であり、私の意志。」
ユイには信じられない。
薬無しで・・・性的快感の増幅なしで、女とは男の快楽の道具に成れるのか。
「なんかわかるな。お前の考えている事。そうさ、マユミは私を愛している。私も同様だ。ユリには言ったこともないし、こんなことを言うタイミングもなかった。だから、お前はその正直さで愛される資格がある。」
ユイは涙をこぼした。
「クローン」の世界には、今使われた「愛」にあたるものはきっと存在しない。
「ご、ご主人様。ユイは愛してよろしいのでしょうか。」
「そこから始まるのさ。」
男は簡単に言ってのけた。
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家畜「マユミ」
1.マユミは生涯、ご主人様の所有物である。
2.マユミは生涯、ご主人様の性的目的で自由に使用される。
3.マユミは生涯、ご主人様のご命令に従う。
4.マユミは生涯、ご主人様の女である。
2044年1月1日 マユミ
その身体に以上の4項目を記す事で、マユミはご主人様の家畜であることを自覚すると共に、両手を捧げて誓いを忠実に実行する。
項目4の意味は深い。
家畜と女では、意味がまったく異なる。
ユイにはわかる気がした。
確かにこんな生活をユイは求め、その遺伝子はマユミと近いものに違いない。
「愛情」と呼ぶには悲しすぎるが、グロテスクな刺青によって、女と男の未来は明確に示されていた。
(私は、この2人の何になれば良いの・・・。)
ユイは男の方に顔を向ける。
少し寂しそうに男が笑った気がしたが、ソファに向かうため立ち上がった男の顔は、それ以上を隠した。
もう一度、マユミに目を戻す。
寝てしまっており、小さな身体に似合ったか細い吐息が、規則正しく行われている。
(本当に綺麗な方・・・家畜。男性にはこの女性がいて他が必要なの・・・。)
「ユイ。」
男がソファから呼んだ。急いでソファへ這って行く。
「お前は賢いなぁ。色んなことをこの1時間ほどでユリより理解したみたいだな。」
「・・・。」
ユイは男の指摘を聞き、ここでの2年は今、始まったことがわかった。
「ユリの料理は美味い。でも、時間がかかってな。は、は、頭数も増えた。まだ、小一時間はかかる。まぁ、お前はここに奴隷として来たわけだ。幾ら賢くても心配事、聞きたい事もあるだろう。今、聞いておく。もう、私の気が向く時は1ヵ月後、3ヵ月後、ここを出る時も如何かな。何一つ聞かず仕舞いもあるからな。」
「当たり前だが、言っておく。お前は奴隷。心構えは十分の様だ。故に明日のお前は今日を引きずらない。明後日は明日を・・・。」
男は一気にしゃべり、新しいタバコに火をつける。
「ご主人様。お尋ね致します。ここでの奴隷とは何でしょうか。」
ユイの聞きたかった事は、本当ならこうである。
「ご主人様。ユイはマユミさんとご主人様との間で、活性剤や沈静剤(言うなれば、マユミとの時間の濃密にすること、その濃密に行き過ぎがないこと。)としてお使いになるのですか。」であろう。
当然、男は知っている・・・クローンのユイに、男性経験があるはずはない。
自分が作った『法』とも言えるのだから当然である・・・。
そして、市場での「心(女)の叫び」は聞こえてきた。
「簡単に言うとこうだ。私の欲求を全て満足させる女体・・・マユミにはできない。は、は、マユミとて完璧な家畜ではない。それを望む。」
知的な男だった。
マユミの出来ない事の詳細は必要なく、それがある事を伝えれば良かった。
そして、近寄る女を全てマゾヒストに換えてしまう静かなサディスト。
「わかりました、ご主人様。命もお捧げすると誓っております。ユイはその女体を持った女になります。」
男に苦笑いが浮かぶ。
(この女はやはり賢い。「女」になります・・・か。マユミの弱点だな。マユミの幾らか失った部分。知・肉・心を私の手で換えて行く過渡期にはあった。果たして・・・楽しめそうだ。)
ユリの作った食事が小さなエレベータで降りてきた。
昼食の高級なもの。
フランスパンが飾りで、ステーキが3つ。
香ばしいガーリックの匂いをさせているのは、ステーキだけではなくトーストもらしい。
サラダは大盛りで、豊富な色彩を持っていた。
スナック類とジンジャーエール、ビール、赤ワインもデカンタであり、水もペットボトルで500mlが3本。
やがて、ユリ自身も降りてきて、男まで再び這って進み寄った。
「ご主人様、お食事の用意ができました。」
「うん、食べるか。」
全てが床に置かれた。
男は床にドスッと座り込み、ユリが平伏し、ユイもそれに習った。
マユミの小さな声が聞こえた。
「良い香り。お食事?」
甘い声である。
マユミは不自由な身体をベッドから起こし、やはり這ってユイの後ろに目立たぬように平伏する。
「マユミ。前の女性は奴隷のユイだ。精々可愛がってもらえ。」
この家の主のみがステーキに舌鼓を打ち、ワインを口にしている。
「ユイ様。家畜のマユミでございます。どうぞ宜しくお願い致します。」
主人の声で目が合っていた2人は、当然のようにその階級が下にあるものが先に挨拶をした。
「あ、はい。マユミさん、・・・奥様、ユイです。こちらこそ。」
「ユイ。家畜は今後、呼び捨てで良いぞ。」
ユイの応答に男が言った。
ステーキがユリの前に投げられ、手掴みにされたサラダもその上に載せられた。
「ご主人様。頂きます。」
ユリは上品な顔を直接床のステーキに寄せ、端部から歯で噛み切ろうと試みる。
主人に浅ましい姿を見せようと言う、奴隷の意思が感じられた。
ユイにも投げ寄越され、同様にサラダが載せられる。
ユイもユリに習って、肉に喰らいついた。
「マユミ。」
主人に呼ばれたマユミが側に近づく。
そして、グレーの布で覆われた肘を上げ、チンチンのポーズを取った。
「こっちも欲しいだろう。」
男はゴムで支えられたズボンとブリーフを脱ぎ、萎えたペニスをマユミの口に載せる。
マユミは口を閉じない。
ペニスを柔らかそうな唇で締め付けることなく、穴を作り、注がれる主人の小便をゴクゴクと飲んでいく。
ユイは上目遣いに見ていた。
便器に使われるマユミは目を閉じており、その一切を飲み干すと下の口から、ドロッと白い液体を吐き出し、最後に唇が閉じられる。
萎えたペニスから最後の尿をマユミが絞り取り、ペニスはブリーフの中に戻された。
まだ、マユミはチンチンのポーズで、その華奢な身体と刺青を晒している。
ユイは男性のペニスを始めて見たが、そんなことより今の光景から様々の考えが頭を過ぎる。
(マユミさんは「ペニス」を何度も何度も身体に受け入れ、SEXの快感の中で奴隷となり、オシッコを何百回、飲んで家畜になって行った。今では、それさえ快感でマユミさんにとっては素敵な事・・・それは何時も法律の上で許されていた。クローンの私はようやく機会を得たのね・・・ウンコだって、あの可憐な口はきっと食べてしまうんだわ。)
男はステーキを口の中で屑にし、マユミの口に大量の唾液と共に流し込む。
マユミは可憐の顔を笑顔にし、主に「美味しい。」と伝えた。
ユイは主と「家畜」との間に会話が許されない事を知る。
会話など必要ないのかもを当然も含め。
それにしてもステーキは一向に片付かず、ユリもユイも4分の1を食べれたかどうか。
口は絶え間なく肉を咥えるが、肉汁のみが口に残り、後、野菜の味のみである。
「ユリ。ユイは今日は気疲れも多いし、後で少し遊ぶ予定だから、肉はナイフで切ってやれ。」
「わかりました。ご主人様。」
名前を呼ばれた後、まっすぐ主の瞳も見る。
ユイはユリから少しずつ、この家の奴隷の作法を学んでいく。
(後で、私で遊ぶ・・・抱いて下さるのかしら。あぁ、私はやっと女になれる。)
ナイフがユイの下に転がった肉を細かく裁断している間、ユイの瞳はユリと変わり、主を見つめていた。
食事が終わった。
男は手にビール缶が握り、好きなタバコの煙を弄んでいる。
ユリは食器の片付けで、台所仕事で消えたり現れたりしていた。
それでも3分の2ほどは食べただろう。
ユイは肉が細かくなったため、全て平らげた。
水も別の1つの皿にあったため、二人して舐め取り、食事としては問題ないと言える。
ただ、マユミは最初に与えられた肉の咀嚼物のみで、他は何も与えられていない・・・水分は主人の小便が十分与えられたはずだが・・・。
ずっと、食事中は同じポーズをしたまま、主が食事の終わりを告げた時、部屋の片隅に行き、今はだらしなく寝転がっていた。
「ユイ。こっちに来い。」
主が突然呼んだ。
(あぁ、お呼びになった。私はやっと、やっと・・・。)
視線はずっと主を見つめ、主に這って近づいていく。
マユミもその後ろに近づき、ユイの尻のラインからヴァギナに舌を這わせ始めていた。
その快感は薬効と数日間の禁断の日が続いたため強烈だが、押さえ込みながら主を見つめ続ける。
「ユイ。家畜が準備を整えているな。わかるかい。」
(わ、わからない。今は・・・。でも、ユイの、ユイの穴を埋めて下さい。)
ユイは叫びたかった。
マユミの舌にはピアスがあるようで、粘膜への刺激は今まで味わったようなものではない。
「家畜ってのは、言われなくても準備をするものなのさ。それが余計で的外れだとしても、主人に断りなしに催促し、求め、主人を促す。ユイ。お前に求めるものはそうではない。マユミだって、当然、そのレベルを超えて今の状態だ。」
マユミは、主がユイを犯す意志が今はないことに気づいて、話の途中にまた部屋の隅に去って行った。
ユイの身体はチリチリと燃えるが、マユミが去った以上、間違いなくユイの「希望」は適わないのだろう。
「マユミには何も薬は使っていない。全て、マユミの意志であり、私の意志。」
ユイには信じられない。
薬無しで・・・性的快感の増幅なしで、女とは男の快楽の道具に成れるのか。
「なんかわかるな。お前の考えている事。そうさ、マユミは私を愛している。私も同様だ。ユリには言ったこともないし、こんなことを言うタイミングもなかった。だから、お前はその正直さで愛される資格がある。」
ユイは涙をこぼした。
「クローン」の世界には、今使われた「愛」にあたるものはきっと存在しない。
「ご、ご主人様。ユイは愛してよろしいのでしょうか。」
「そこから始まるのさ。」
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